セーラームーンS 32話(121話)感想
ネタバレ注意
32話 心を奪う妖花!第3の魔女テルル
また、うさぎ達とはるか達の「方法があるはずだ」「無駄だ」問答から始まります。
うさぎ達は、地球が破壊されたらほたるちゃんどころか自分たちもいなくなってしまうことを若干軽視している気がします。そのことを忘れているのか、過去に救った経験があるから慢心している部分があるのでしょうか。友達を殺したくないという気持ちは分かりますが…
しれっと復活していたカオリナイトですが、どうやら一回死んだ後、教授によって再生されたようです。カオリナイトが人間じゃないのは分かりますが、死者蘇生をする教授は半端ないですね。
土萠教授はカオリナイトの現場復帰を望みますが、本人は不服そう。教授を恨んでいるわけではなさそうので、よくわかりません。
ウィッチーズ5のテルルは花屋で幸運を呼ぶ花「テルルン」を売りさばきます。
勿論、テルルンはテルルが作り出した妖花です。今回は、ダイモーンを用いない作戦で、教授も評価しています。
せつな「テルルン?聞いたことのない花ね。」
せつなさんの知識量はすごいですね。セーラームーンは知識ゲーだから、せつなさんが仲間になれば楽勝だと思っていた時期もありました。
うさぎが、ちびうさを心配するシーンがはさまります。こういううさぎの母親らしい行動がRの時には見受けられなかったので成長を感じます。
せつなさんがテルルンの解析をして正体を突き止めます。
せつなさん何者だよ。
ほたるはテルルからテルルンの花を受け取ります。
幸せを呼ぶ花と聞いて、ちびうさに渡すことを思いつくほたる。
こういうやさしい行動は裏目に出やすいところ。
ちびうさがほたるから花を受け取ったとき、メシアが目覚めます。
ほたるの手がうさぎの首に伸び、ピュアな心を奪おうとしますが、ほたるの良心によってその行動は止まります。
ほたる「ちびうさちゃん、私を助けて」
この発言結構びっくりしました。今までは、関わらないようにと言ってたほたるがちびうさを頼るようになったのが衝撃です。
カオリナイトがほたるを連れ去った後、せつなさんがちびうさのところに来ます。
ちびうさが持っているテルルンの花を見た瞬間、
たしかに、その花はピュアな心を奪う危険性があるのは分かるんですが…
ちびうさからしたら結構怖いと思います。プー、プーって一番頼ってましたから。
せつなさんは、ほたるがピュアな心を奪うためにテルルンを渡したと言います。
ちびうさは、ほたるちゃんは関係ないと言います
信じていたほたるちゃんに実際襲われてしまった後ですから、苦しい場面です。
ほたるちゃんが関係の無いことを示すためにテルルの花屋に3人で潜入します。
テルルは花屋の中の客を閉じ込めてピュアな心を大量に手に入れます。
この時点でミメットより有能ですが、セーラームーン達の登場にも想定内なよう。
虹色月心激で花の方を浄化しますが、テルルはさらにハイパーテルルンを繰り出します。
ハイパーテルルンは、ピュアな心に反応して相手を取り込み自爆する仕様の強敵です。
タキシード仮面のバラが、テルルが集めたピュアな心に命中し、ピュアな心がばらまかれます。
それに反応したハイパーテルルンにテルルは取り込まれ、自爆します。
えっ…
テルルは有能だなあと思っていた矢先、1話でフェードアウトしてしまうとは。
うさぎもかなり衝撃を受けたような表情をしていました。
今回はかなり衝撃的な回でした。少女向けアニメとは思えない脚本だと思いました。トラウマになりませんかねこれ。
せつなさんが多く出てきのはうれしかったです。
カオリナイトがこれからキーになりそうな気がします。また、次回!