セーラームーンS 29話感想
初めての感想にしていきなり29話からです。(セーラームーン全体で考えると118話)
ネタバレ注意
29話 魔空の戦い! セーラー戦士の賭け
ちびうさとほたるがほたるの家でババ抜きをするシーンから始まります
ほたる「私ってジョーカーに好かれているみたい」
場面変わって教授とミメット
いつもはターゲットを決めてからダイモーンを作りますが、今回はいきなりダイモーンを作り出すシーンから。と思ったら教授が席を外した隙に、ミメットが勝手にいろんな物を突っ込み始めます。
ミメットの強欲差がよく表れているシーンですね。ユージアルが結果を求めて必要最低限のことで結果を出そうとすることと対比になっているような気がします。ミメットがユージアルをフェードアウトさせたのは、心の狭さから生まれた嫉妬だと思っていましたが、強欲さがそうさせていたのかもしれませんね。
ミメットが物を詰め込んだせいか、爆発が発生し、ほたるの家の中が虚数空間につながります。それに気づいたちびうさがうさぎたちに連絡し、なんだかんだあってセーラー戦士vsダイモーンの構図になります。
虚数空間を作り出したダイモーン「う・イカサマン」は
「ゲームをして勝ったら元に戻す。負けたら永遠にあいてをしろ」
とゲームを申し込んできます。戦闘以外を挑んできたのは初めてなような気がします。
ジュピターはルーレット、マーズはジェンガ、マーキュリーはチェス、ムーン、ヴィーナスはレースゲームで勝負しますがいずれもイカサマで負けてしまいます。チェスに対するイカサマがチェス盤を爆破するっていうのはどうなんでしょう。Rでマーキュリーがチェスする回から考えると、駒をどうこうするイカサマではマーキュリーが勝ってしまう気もしますが。
最後にちびうさとほたるがババ抜きで勝負します。この勝負においてう・イカサマンはたいしたイカサマもせずに心理戦で勝とうとします。しかし、ちびうさの顔芸とほたるの純真さで思惑通り進ませません。
最後の一枚、ほたるとイカサマンの勝負。ここで「ジョーカーに好かれているみたい」の伏線」が効いてきます。心理戦に負けず、ほたるがハートのエースを引いて勝ち。
これで元の世界に戻れるかと思いきや、う・イカサマン「そんな約束忘れた」
まあ、二段変身からのレインボーハートエイクで一件落着なんですけど
とにかく、今までとは違うパターンで来た回でした。ターゲット無し、ダイモーン生成失敗(?)、いきなり戦闘しないなど。
亜美ちゃんがいなかったら、虚数空間に気づかずに助けにいけなかったのでは?髪が濡れたマーキュリーが好きなので、見ることができて幸せでした。今回のMVPは亜美ちゃんで。